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藤の香りに閉じ込めた、ひとしずくの洋のエッセンスWISTERIA -ウィステリア-

藤の香りに閉じ込めた、
ひとしずくの洋のエッセンス
WISTERIA -ウィステリア-

KNOW 2025 JUN. 16

和文化の中で愛されてきた、藤の花

「藤棚」と呼ばれる木枠に沿って蔓を伸ばし、
初夏、可憐な薄紫の花を咲かせる藤。

元々、衣服や道具の材料として重宝されていた藤が
観賞用の花となったのは、奈良時代から。
『万葉集』に優美な花姿を詠んだ歌が
いくつも収録されていることなどから、
日本人の美的感覚をくすぐる存在だったことが分かります。

加えてマメ科の植物である藤は
「魔を滅する=魔滅」として、魔除けの花とされることも。
「フジ」の音が不死、不二にも通ずることから
縁起のいい植物として愛されてきました。


海外では、
住まいを彩る花として人気

和の花としての印象が強い藤ですが、
海外ではWISTERIA(ウィステリア)と呼ばれ、
特にヨーロッパで人気を集める花でもあります。
イギリスなどでは、藤を外壁に這わせ、
建物を彩るために咲かせる文化もあるのだとか。

社寺の一角や山間など、自然豊かな場所で
ひっそりと花をつける日本の藤。
ヨーロッパで日常を彩る花として、
華やかにその身を咲かせているWISTERIA。

国によって捉え方が異なることを知ると、
藤の花が持つ奥深い魅力が見えてきます。


和と洋の魅力を込めた『WISTERIA』

ICHIKŌ ICHIEでは、藤の二面性に着目し、
和の情緒を大切にしながらも
ひとしずくの洋のエッセンスを加えて、
インセンス『WISTERIA』を調香。

藤の香りとインド産白檀を合わせ、
甘さ・パウダリー感を演出することで
伝統的な佇まいの中に、
現代的な軽やかさも香る仕上がりをめざしました。

香りの中に独自の解釈を描いて、
唯一無二、「不二の香り」を表現した『WISTERIA』。
部屋に広がる香気はどこか郷愁を誘い、
孤独を癒すやさしさを、空間にもたらします。


WISTERIA

WISTERIA

¥1,650(税込)

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